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ミス・タルボットの幼稚園児たちは、ステーションをローテーションしながら、算数の多様なやり方を学んでいる。 

部屋のあちこちに、さまざまなアクティビティが用意された。教師が指導するものもあれば、個人で行うものもあったが、いずれも何らかの形で数学に関連していた。タルボット先生のステーションでは、生徒たちにタイルと数式が書かれた紙が配られた。課題は、タイルをグループ分けしてシートに書かれた方程式を表現することだった。例えば、「9 = _ + _ 」という方程式の場合、生徒たちはタイルを使って6のグループと3のグループを作り、紙の空欄に「6」と「3」を書き込んだ。 

他のグループも、ノートパソコンでさまざまな算数ゲームをしたり、タイルを並べる代わりに色を塗る箱のセットを使ったりと、似たような作業をしていた。他の2つのグループの生徒も、ブロックや発泡ドミノキューブで構造物を作っていた。一定の時間が過ぎると、各グループはローテーションを組み、すべての生徒が各ステーションを回るまで続けた。

このレッスンで計画された課題はすべて、キンダーガーテンのコア・スタンダードである「10以下の数を、物や絵を使うなどして、2つ以上の組に分解し、それぞれの分解を絵や式で記録する(例:5=2+3、5=4+1)」に沿ったものだった。

この授業でタルボット先生は、学習スタイルに関係なく、クラスの生徒全員が足し算について学ぶ機会を持てるようにした。このような授業があるからこそ、生徒たちは算数の基礎を理解するのに必要なスキルを身につけることができるのだ。 

Shauna Sprunger
  • コミュニケーション・コーディネーター
  • ショーナ・スプランガー
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